スコッチ・ウイスキーの歴史や始まりについての説明

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スコッチ・ウイスキーとは

英国の最北部スコットランド地方で造られるウイスキーの総称で、
原料や製造法の違いから、

①モルト・ウイスキー
グレーン・ウイスキー

の二種類に分けられるが、グレーン・ウイスキーはそのまま
飲まれることは少なく、主にモルト・ウイスキーとの混用(ブレンド)
に用いられる。

①と②を混ぜたウイスキーを、③ブレンド・ウイスキーと呼ぶ。

スコッチ・ウイスキーについて解説
※ブレンデッド モルト スコッチ ウイスキー  モンキーショルダー 原産国スコットランド

スコッチウイスキーの特徴は、麦芽を乾操させる燃料に
ビート(草泥炭)を使用することと、頓酒をオークの檜で
長期間熟成させることの二点にある。

この二大特徴は18世紀の中ごろ偶然に発見された。


17世紀後半から18世紀前半にかけてのイギリスは
対外的には大英帝国として絶頂期にあったが、

各国との戦争、宗教対立、階級村立などで混乱期にあり、
首都ロンドンは乞食があふれ、強盗、売春、賭博など
貧困と犯罪のスラム街と化し、民衆は洒におぼれていた。

その状況を版画家ウィリアム・ホーガースは

『ビール横町』
『ジン横町』

という作品に描いている。

そこで政府は酒に重税を課して国民を酒から
遠ざけようとしたが、民衆は暴動を起こし、

酒造業者たちは密造酒造りに精を出す。

1739年スコットランドが反政府の反乱を起こすと、
密造洒製造者たちはスコットランドに逃れ、
スコットランドは大密造地帯と化した。

政府は対抗上、麦芽を乾燥させる石炭の
スコットランドへの供給をストップさせた。

そこで、酒造業者は山間に埋もれているビート
使うようになる。

密造酒はシェリーの古樽に入れられて
ロンドンに密輸される。

このため、今まで無色だったウイスキーは褐色に
変身し味もビート香がとけこんでまろやかなものになった。

こうしてスコッチ・ウイスキーの製造法が完成したのである。



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