国産ウイスキーの歴史や製造法についての説明

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国産ウイスキーとは

わが国で本格的なウイスキーが造られたのは、
昭和4年のことで、スコッチの技術を導入して製品化された。

戦後、アメリカ軍の進駐とともに洋酒ブームが起き、
消費量も大幅に伸びた。

大衆に飲まれるようになって水割りなど日本人に向いた
飲み方が広まり、ウイスキー自体も飲み方に合った、
日本独自のウイスキーが造られるようになった。

サントリー 山崎 ウィスキー
※日本では一番の人気 サントリーウィスキー「山崎」


国産ウイスキーの製造法はスコッチ式が多いが、
酒税法によって、スコッチ・ウイスキーにはない原料や
添加物が認められている。

①発芽させた穀類(麦芽)と水のみを原料として発酵・蒸留したもの。
②発芽させた穀類(麦芽)と水で穀類を糖化させて発酵・蒸留したもの。
③原料中2割以上の発芽させた穀類(麦芽)を原料の一部にして
穀類その他を糖化させて発酵こ桑留したもの。
④ウイスキー原酒(①、②、③をさす)にアルコール、
スピリッツ、焼酎、香味料、色素または水を加えた酒顆で、
香味、色沢、その他の性状がウイスキー原酒に類似するもの。


この定義を各国のウイスキーにあてはめると、

①はスコッチ・ウイスキーのモルト・ウイスー
②はグレーン・ウイスキー
③はアメリカのブレンド・ウイスキー

に近いもの、ということができるだろう。

しかし、④町香味料、色素を加えたもの、
という定義は日本だけのものである。 

最近は地方の清酒メーカーがウイスキー造りに
参入し、地酒ならぬ「地ウイスキー」が出回っている。



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