電気代に大きく影響するエアコンのインバーター制御が活躍できる家の環境とは?

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インバーターの特徴が分かればエアコンの効率的な節電をさらにサポートできる

エアコンのインバーター

は、モータを制御して、自動的に
冷房・暖房の温度調整をおこなう
大変優れた回路のことです。

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インバーターの仕組み 室外機の圧縮機の動きをコントロールして設定温度を一定に保つ。省エネに貢献する。

出展 ・ダイキン公式ページ インバータとは? > どうコントロールする?

この回路だけでも、エアコンの電気代
節約に大きく貢献しており、

現にエアコンの年間電気代は飛躍的に
減少させることができおり、

家計の負担を軽減してくれています。

このページでは、さらに「インバーターの
特徴」を利用して「エコな電気代」を
目指すことができると考えられる2つの
方法をご紹介したいと思います。

ぜひ最後まで読んで見てください。

インバーターと手動とでのエアコンの温度調整の違いによる電気代の差

インバーターは、エアコンの

「冷やし過ぎ」「暖め過ぎ」

を無くすことを目的とした
賢いエアコンの頭脳的な
役目があります。

インバーターの構造など難しい
解説はここでは省略します。


さて、先ほど書きましたように、
エアコンでのインバーターの役目
としては、

  • 「冷房で冷やし過ぎない」
  • 「暖房で暖め過ぎない」

という節電に貢献する2つの特徴が
あります。

例えば、「夏の季節のエアコン冷房」での
室温は27~28度を目安にするのが上手な
使い方です。


冷房前に室温が33度あるときに、
エアコンのスイッチを入れると、

インバーター制御の働きはまず、
適温の27度を目指ざすために
冷房の効きを強くして作動させます。

そして、目標の温度まで下がれば、
自動的にエアコンの冷房の効きを
抑えて、一定の快適な目標の温度
を保つよう調整しながら作動します。

ここが節電ができるようになった
エアコンの第1のポイントです。

ずっと効きが強いまま作動するエアコン
なら、「能力をフルパワー」で使いながら
継続して冷やし続けます。

これを弱めるためには昔のエアコンでは
手動で温度調節、または「強・中・弱」
のダイヤルを調節するなど、

人がアクションを起こす必要がありました。

そのため、人がアクションを起こす場合、
「冷房を弱めるとき」は「冷えすぎて寒く
感じる」ことができてから起こすことが
多くなります。

インバーター 手動
暑い部屋30度以上 ↓高い能力で冷やす ↓高い能力で冷やす
目標温度27度 早い↓ 早い↓
冷房能力を落とす 早い↓27度程度で自動的に下げ止まる 遅い↓20度~24度程度に下がって気が付く
状態 27度前後を自動的に維持 手動で冷房を弱める。28度~30度程度に戻る
状態 27度前後を自動的に維持 再度冷房能力を上げる

※手動では冷房能力を落とすタイミングが遅い分、無駄な電気代を多く使っている

さらに、手動では「冷房を弱める」ことで
今度はまた「暑く感じる」まで温度が上がる
可能性があり、

そうなれば再度「冷房を強める」という
ように、室温の温度幅が広がってしまい、

自動的に安定して27度前後を保てる
インバーターより多くの電気代を使って
いることになります。

今のインバーター搭載エアコンでやってみたいより効果的な3つ節電方法

先ほどの解説のように、インバーター
の温度自動制御と手動とでは、

冷暖房の効きすぎをストップさせる
反応のスピードに大きな差が生まれます。

インバーター制御は「目標の温度」を
達成すれば、すぐさま能力を落とします。

この「正確さ」を最大に利用するためには、

「少しでも早く目標温度に室温が達する」

ことができればインバーターは正確な
反応が持ち味ですので、

「能力を上げている時間」を正確に
短くすることを行います。

そのためにまずは2つの事を考えてみました。

1、お部屋の広さに合った能力のエアコンを選ぶ


エアコンのカタログには、
には「畳数による能力」が
適切な数字を記載しています。

これを無視して、本体価格が安い
からと言って実際の広さよりも
小容量のエアコンを選んでしまうと、

部屋の冷暖房の設定温度までに
時間がかかり、電気を多く使って
しまうことがあります。

最大能力での運転時間が
長くなると消費電力が増え
ますので、

部屋のサイズに適正容量の
エアコンを選び、高い消費電力
を使わず、早く目標の温度に
することで、

インバーター効果の恩恵を早く
受けることができ、消費電力も
少なくて済みます。

2、木造・鉄筋の違いも配慮


さらに、

木造住宅と鉄筋住宅での畳数の目安

も違いがあります。

エアコンには木造住宅と鉄筋住宅での畳数の目安の違いがある

この違いにも配慮して選びましょう。

3、家の断熱性を高める


「機種ごとのエアコンの能力」は
決まっているので、設定された能力
以上の能力を使うことはできません。

また、目標の室温に早く到達させるために
最初の作動で何らかの「エアコンの能力を
上げる」仕組みをおこなうとすれば、

「電気代をかけて早くすること」になるので
「さらなる節電」を考えた場合は、まったく
意味がなく本末転倒ともいえます。

エアコンでの冷暖房で、
余分な電気代をかけずに
「早く目標温度に室温が
達する」

ためには、

「家・部屋を高密度」

にすればいいのです。

冷暖房の効き目が部屋から逃げない
よう密度を高めることです。

こうすれば、部屋の室温は早く
目標に達することができ、

あとはインバーターがエアコンの
効き目を自動的に抑えて、電気代
の制御もできるというわけです。

すきまが多いと冷暖房を最大限に活かせない


冷暖房中に部屋のドアが開いたまま
になっていたり、窓サッシと窓枠のすきま
がおおきければ、

いくらインバーター制御を搭載した
エアコンでも、電気代は高くつく一方です。

「エアコンの効き目が悪い」

と感じるとき、この理由も大きな
割合を占めています。


 


インバーターの「正確で反応が早い」特徴を利用する

部屋の断熱性を高めることで、

インバーター制御による「能力を下げる」
反応を早く利用することができれば、

さらなる節電に繋がります。

早く目標温度の数字に達することが
できれば、「高い能力」を使う時間を
短縮させることができ、

さらに省エネができるのです。

部屋の断熱性を高めるために考え
られる2つの方法をご紹介します。


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